着付けは、臨機応変にカスタマイズ!
東京教室最終日。お着物の生徒さんがいらっしゃいました。
少しご年配の方で足が少し不自由。でも着物は大好きで若い頃からずっと着て来られた方。今もあちこちの会合に着て行かれてるそう。
ピンポイントで直したいところや半襟のつけ方やいろいろ教わりたいとのことでした。
芸者さんのとき学んだことは、いかに素早く着て、着崩れないかということ。半襟もザックザック縫います。見えないところはこれでオッケー。
本日、生徒さんご自身で着ていただきながら、あれこれポイントをお伝えすると目からウロコだったよう!
また、手が後ろで上がらず、袋帯のお太鼓の上がぐちゃっとなってしまう、、というお悩みをお持ちだったので、試行錯誤し、どの着付け本にも載ってなさそうな方法を編み出しました。楽かつ綺麗!生徒さん、とてもお喜び!!
芸者さんは帯は手結びですが、何が何でも手結び!!とは教えません。(手結びは帯が緩みにくく、着崩れないですが)ご年齢や体型に合った方法でお教えします。しかし、今日のは新技!?
着付けも三味線も、生徒さんのご事情や体型、年齢等に合わせてカスタマイズ。何が何でもコレ!というのは固いですよね。要は綺麗に着られて着崩れず、綺麗な音で綺麗な姿で弾ければいい。
カスタマイズできると皆さんに喜んでいただけるので、それが今一番幸せに感じます。