職業倫理とプロ意識

これまでいくつかの仕事を経験してきましたが、最近特に、「職業倫理」「プロ意識」ということをよく考えます。

サービス(商品)を提供する側、サービス(商品)を受けとる側の意識が異なったとき、特に職業倫理(プロ意識)が問われると思います。

サービス(商品)を提供する側が、どれほど「私たちは素晴らしいサービス(商品)を提供した!」と説いたとしても、受けとる側(お客様)が満足(納得)できなかった時点で、それは「プロとして、サービス(商品)を提供することに失敗した」ということです。
どのような職種であっても、プロとしての提供があってこそ、「対価(お金)」を得られるべきだと思います。

満足(納得)できなかった方を「難癖をつけるお客様」ととらえてしまえば、そこでプロとしての成長はありません。

「もっと満足(納得)いただけるために、できることはなかったか?(事前ヒアリングなど)」
「ご要望を汲み取れなかったのは、自分のコミュニケーション不足ではなかったか?」

反芻することが大事ではないでしょうか。

また、同じサービス(商品)を繰り返し、同じお客様に提供する場合、いつも同レベルであっては、「満足度」はどんどん低下していきます。相手の期待を常に超えてこそ、お客様も満足し、そこに「対価」が生まれると思うのです。
こう考えると、「資本主義」で「対価(お金)」で動いている世の中においては、どのような仕事であっても、全員(特定の専門職のみならず)が高い職業倫理を持ち、プロ意識を持つべきなのです。そうでなければ、「対価(お金)」を得てはいけないのです。

自らの仕事にも、お客様にも甘えず、常に期待を超えていける仕事ができればなあと思っています。

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