三味線への愛情
新しい生徒さんへの貸し出し用のお三味線がどんどん足りなくなるので、また4挺購入。修理行きです。
これまで購入したお三味線は30挺以上。
皆、生徒さんに貰われていったり、貸し出し中だったり。
世の中に、こんなに捨て置かれてるお三味線があると思うと、悲しくなります。かわいそうに、ずっとほったらかしにされてたようです。
格安で売りに出されますが、どの子も、修理後はちゃんと綺麗な音色になります。
お三味線を作られた職人さんはちゃんと調弦が合えば響くように作ってくださってる。。
古い三味線でも安い三味線でも、綺麗に響かせられるかどうかは自分の腕次第。
修理から蘇って、生徒さんに大事に扱われている三味線を見ると愛おしくなります。
そういえば、一番弟子さんが私が以前言った言葉で一番覚えてるのは
「三味線は可愛がってあげないとなつきませんよ💓」だったそうな。
中古三味線ばかりこんなに扱うと、三味線の個性に合わせて弾くということに慣れますが、懐かせるには、やっぱり日々愛してあげないとね!
複数三味線持ちの一番弟子さんは
「4人もいると大変だよー。しばらく弾いてあげないと、プイッとヨソを向いてしまうからよー」と仰ってました。