バチの当て方

三味線は、バチを当てる場所によって音色が異なります。太鼓と同じ。
ということすら、、、私は今の師匠に師事するまで知りませんでした。ただ、バチを振って音を出していただけでした。
一番最初についた先生は、バチの当て方を教えてくださいませんでしたので、赤い部分はバチが流れて剥がれて、ぐちゃぐちゃ。それでも、気にしていませんでした。美意識ゼロです。
今日、いらした生徒さんは、ご友人から三味線を譲り受けたそうで、黒く囲った部分にもう一枚、バチ皮が貼ってありました。(バチ皮とは、バチが当たる部分を保護する半月状のもので、安価なシールと、皮状のものがあります)
バチが流れることを想定した(?)バチ皮の二枚貼り⁉️えー!?初めて見ました!
今日、何度お教えしても、なかなかバチを当てる箇所が所定位置に収まらないので、思い切って、彼女の三味線の古いバチ皮を全て剥がし、私の予備の新品のバチ皮を貼りました。
そしたら、、、
見事に、バチさばきが改善❗️👍
意識の違いって、ここまであるものかと、目を疑いました。
彼女は「新しいバチ皮だから気を遣った〜!」と。
三味線、まだまだ奥深し。。。
本当に、無駄な努力をするより、工夫をしろ、です❗️
某有名メジャーリーガーも仰っていました。

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