お悩み解決②「二の糸にバチが当たりません・・・」
弾き始めて間もない生徒さんのほとんどがおっしゃいます。
人それぞれですが、ある程度共通しているのは、以下です。
1、胴が垂直か下を向いている。
胴が少し上向きになっていないと、バチを糸に正確に当てることはできません。胴を太ももにどっかり乗せるのではなく、胴は少し上向きが正しい構え方です。なので、胴の体側の角が太ももに触れることになります。前のめりになると、胴はどんどん下を向いてしまいます。その結果、二の糸だけじゃなく、三の糸にもバチは当たりません。
自分から見て、一の糸二の糸三の糸が一本に見える角度が正しい角度です。もちろん、猫背にはならずに。
2、バチが上がっていない。
糸になんとか当てようとするあまり、バチが上がらず、低空飛行状態になると、特に二の糸に当たりません。糸にがむしゃらに当てようとするのではなく、バチの重みを感じて、ふっとバチを上げて、ストーンと落とすようにしてみてください。当てようとしなければ当たりますので不思議です。
また、高い位置からバチを落とす方が、バチを振って力で糸に当てるより、ずっといい音がします。
最初は苦しいかもしれませんが、きっと綺麗な音色で弾けるようになりますので、頑張ってくださいね!