「紀伊の国」日舞コラボ動画を公開しました!
春日鶴香さんとの春のコラボ、3曲目は「紀伊の国」という狐の嫁入りを唄った端唄です!
和歌山の船玉神社から始まって、次々とお稲荷さんの神社が出てきますが、船玉神社以降、「さて、東国に至りては」と唄ったら、あとは、吉原周辺の稲荷神社の話になります。
吉原のお座敷で唄われ、参勤交代を通して全国に広がっていったと言われています。
ちなみに、船玉十二社大明神は、熊野古道にある「船の神様を祭った神社」と言われています。
歴史的な考察は長くなるので・・・(笑)
それにしても、江戸時代に作られた唄が、現代でも唄われ、踊られているというのは不思議です。
そして、それを継承していくことの大事さも考えます。踊り手、演奏者がいなくなれば、その曲は死にます。
(故に、全国の労働歌的な民謡は、その作業がなくなり、どんどん死に絶えつつあります)
YouTubeがサービスを継続して提供してくださる限り、この曲は、皆様に聴いていただき、残ります。
私は、そんな活動も大事だろうと思っています♪
よろしければご覧ください。