人生において、何を大事に、何を指針に生きるか

自分の人生で使える時間は限られています。当たり前ですが、今日という日はもう二度と戻らない。

その時々に大なり小なり選択をすることで、自分の人生の方向性は大きく変わっていきます。

日々の営みも人間関係も、選ぶのはすべて自分。

仮に、自分が80歳で命尽きるとしたら、私に残された時間はあと、40年ちょっと。
命尽きなくても、いつ病気になるとも、動けなくなるとも分かりません。
家庭環境や経済状況の変化で、にっちもさっちもいかなくなるときがあるかもしれません。

その中で、人生の中心に「三味線」を選びました。他にすべきこと、したいこと、などありますが、時間が有限である以上、何もかもはできません。

三味線が儲かるから、という理由で選んだのではないので、金銭的にも困窮する可能性はあります。将来は限りなく、不安定です。

それでも、この素晴らしい楽器に人生をかけたいと思いました。

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ようやく半日かけてアンケートを整理し、改めて、お客様のアンケートの感想に涙しました。素直であたたかい言葉があふれていました。アンケート総数は、150近くです。こんなことは初めてです。

あの静かな山里で、初めて本格的な三味線コンサートに参加されたお客様の、真摯なお声の数々。
日常の忙しさの中で、「癒された」というご感想も大変多かったのです。
また、「三味線のイメージが変わった」というお声もたくさんありました。

かつて、自分が胸を打たれた「三味線の素晴らしさ」を伝えたいとして、名付けた「きらめきコンサート」。

多ジャンル・参加型で、三味線を聴くのが初めての皆さんにも楽しんでいただくことを目的としました。

事前予約の少なさに不安いっぱいで初回公演を迎えましたが、続々と集まってくださるお客様に驚き、胸いっぱいになりました。

そして、アンケートのお声の数々。。。

自分の人生をかけてでも、選んだことは間違っていなかったと、改めて感じました。

生徒さんの認識も変わったことでしょう。新しく三味線体験申し込みもございました。

どこまでのぼり詰めることができるか、やってみたいと思います!!

改めまして、山本ゆきの先生、ありがとうございました!そして、お手伝いくださった皆様、応援くださった皆様、ありがとうございました!!