なぜ、習い事に「三味線」を選ぶか?人生の再出発を「三味線」で。

生きる上では、三味線はけして必要不可欠ではありません。習い事の種類も昔と比べて本当にたくさんあります。

しかし、教室をオープンして間もないにもかかわらず、今、徳島本部教室・東京教室合わせて17名の生徒さんがいらっしゃってくださっています。シニアの方が多く、60代、70代が中心です。

もちろん、他の世代の方もいらっしゃっていますが、シニア世代と接して思うのは、人生で諦めてきた何かを「三味線」を通じて取り戻したい方が多いということです。

10歳のときに三味線をお稽古したけど、先生とそりが合わず挫折した80歳手前の方、中指を事故で損傷し、ギターを断念された方、ほぼ毎日お酒を飲むことだけが楽しみだったけど、三味線で人生が180度変わった方、お母様の墓前でお母様が好きだった曲を弾いてあげたいという方、交通事故のリハビリのために三味線を弾きたいという方・・・。

深い人生経験をされた生徒さん方と接して、私も勉強になることが本当に沢山あります。

「和の学び舎」では、何事もけして強要しません。古典芸能にありがちな、ややこしいしがらみもありません。ただ、純粋に三味線を愛し、三味線を通じて、自分を発見し、新たな高みへ登っていく楽しさを見出した方々がお稽古されています。

お稽古の楽しさは、お稽古すればするほど、新しいことに出会い、それを克服する喜びを体験できるということです。また、同じ趣味を持つ仲間とも出会うことができます。

ご興味を持たれましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。

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なぜ、習い事に「三味線」を選ぶか?人生の再出発を「三味線」で。” に対して1件のコメントがあります。

  1. さと より:

    とても良いことですね。
    這えば立ての幼児期のような急激に出来ることが日常あるわけでないです。高齢になればむしろ失うことがい多くなります。それだけに何かができるようになる実感を味わえることは何よりの生きる喜びに繋がります。

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