難しいご質問です。

「人によりけり」が正解ですが、実際は「やる気によりけり」かもしれません。

音楽経験者や体の使い方が上手な方(手首のスナップなど)は、比較的上達が速いのは確かです。しかし、逆にこれまでの別の楽器の経験が邪魔になって、「真っさら」な気持ちになれず、四苦八苦される生徒さんもいらっしゃいます。

また、最初こそ、なかなか手首を返せず、撥が上がらず苦労されていた方が、日々の稽古の結果、いきなり出来るようになる場合もあります。

結局のところ、最初こそ、経験がモノを言うかもしれませんが、「三味線をどこまで好きになって、我慢強くお稽古を継続できるか」にかかっているのです。

「お三味線は誰でも弾ける楽器ですよ!」「お三味線は簡単!」などと言っている宣伝文句は多いですが、実際は、三味線はかなり難易度の高い楽器です。

なぜかというと、自分で調弦をしないといけないからです。また、指で押さえる位置は、「勘所」といって、ゼロコンマ数ミリずれても、音が違ってしまいます。そして、押さえ方によって音色がかなり変わります。さらに、弾いてる最中でも調弦が狂うので、音の狂いに気づいて、調弦をし直さないといけません。

調弦を先生にお任せし、ただ撥を当てて弾く(音を出す)だけなら、誰でも弾けるかもしれません。しかし、それでは、自宅で好きな曲を楽しんで弾けるようにはならないでしょう。

私の教室では、三味線本来の響き「さわり」を聴き分け、誰もが自宅で美しい音色で弾けるようになるよう、全力投球でご指導いたします。

そこには、先生と生徒との真剣勝負(?)みたいなものがあります。これを楽しいを思っていただけるかどうかが、上達のキモです。

向上心があって、我慢強い方なら、半年でかなり弾けるようになりますし、それこそ習い始めから毎日お稽古を続ければ一か月でもかなり弾けます。

よって、お答えは、「やる気によりけり」です。三味線を通じて、高みを目指してみませんか?

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